学校日記

7月5日 朝会

公開日
2012/07/05
更新日
2012/07/05

校長メッセージ

 7月5日(木)、久しぶりの朝会でした。
 朝会では、五輪のオリンピック旗を持って話しました。
 もうすぐ、イギリスのロンドンでオリンピックが開かれます。オリンピックは、特別な年に開かれます。今年は、2012年の「うるう年」です。うるう年は、2月が29日まであり、1年がいつもの年より1日多い366日ある年です。どうして「うるう年」があるのでしょうか。みなさんを太陽として、3年生の先生が地球になって、みなさんの周りを走ってもらいます。地球が太陽の周りを回って元の場所にもどるのに、365日と6時間弱かかります。1年を365日にしていると、およそ6時間ずつずれていくので、4年に一度ずつ1日=24時間(6時間×4年)増やしているのです。
 実は、これとは別に、「うるう秒」というものがあります。「午前8時59分59秒」の1秒後は「午前9時00分00秒」のはずですが、7月1日(日曜日)は、「8時59分59秒」のあとに「8時59分60秒」という「1秒」が入っていたのです。これは、「自転」といって、地球がほぼ24時間で1回転していることと関係があります。1日の長さは、地球が1回転する時間を元にして決められています。ところが、この地球の自転の速度は、わずかずつですが遅くなっています。現在の時刻は原子時計という特別な時計を基準としているので、地球の自転速度の変化とは関係なく時を刻んでいきます。地球の自転速度が遅くなる効果が、長年の間にどんどん大きくなり、その差を放っておくと、やがて市民生活に重大な支障を及ぼすことになります。「うるう秒」を入れるのは、本当の時刻と合わせるために行われるのです。
 たった1秒と言っても、積み重なると大変大きな時間になります。みなさんも、自分の行動を振り返って、1秒1秒を大切にして毎日を過ごしてください。

 お話が終わり、児童会長から、先日の代表委員会の報告がありました。「安全な学校にするために」というテーマで話し合ったようすを伝えて、みんなで安全な学校にしていこうと呼びかけてくれました。次に、生活安全委員長から、来週行う「あいさつ運動」についての説明と協力の呼びかけがありました。
 最後に、生活指導の先生から、先月行った「だるまさんがころんだ運動」の結果について話を聞きました。日に日に注意される人の数が減ったこと、けがをして保健室で手当を受ける人がいなかった日があったことが紹介されました。残り2週間となった1学期を、みんなで心がけて、落ち着いた学校にしたいものです。