学校日記

12月5日朝会から

公開日
2011/12/05
更新日
2011/12/05

校長メッセージ

 5日(月)の朝会では、人権週間にあわせて、次のような話をしました。
『おはようございます。やっと寒くなってきましたね。11月は、大きな行事が続きました。どの学年もよくがんばってすばらしい行事を創ることができました。よかったよ。また、児童会の皆さんの呼びかけで始めた被災地へ送る「ぞうきん」づくり、たくさん集まり先日送りました。ありがとう。
 さて、今日は、「こころ」の話です。12月4日から10日まで「人権週間」です。そして、今週土曜日の10日は「世界人権デー」。昨年も同じような話をしましたが覚えていますか?「人権」ということばはちょっと難しいかもしれませんね。でも、「考えよう 相手の気持ち 育てよう 思いやりの心」ならわかりますよね。また、愛知県では「自分では気づいていなかった。そんなに苦しめていたなんて」をメインテーマにしています。つまり、相手の気持ちで考えること、それがきっと人権を考えることなのです。
 「そんなつもりではなかった」「悪気はなったけど」「まさかそんなふうに受け取るとは」こんなことありませんか?たとえ、わざとではないとしても、誰かを苦しめてしまうことが。今の自分はどうでしょうか?また、そうしないためには、どうしていけばいいのでしょうか?「わたしだったら、どんな気持ちになるかな」と気にかけることですよね。
 だからこそ、皆さんにいつも言っている「いいとこみつけ」をしていくことが大切なのです。友だちのいいところ、がんばりをみつけて大切にしていれば、さらに、そこでいい「ことば」をいっぱい使っていれば、「自分では気づいていなかった。そんなに苦しめていたなんて」といったことは起こらないですよね。
 前にもお話をしましたが、言われてうれしかったり、言って喜ばれたりした言葉をみんなから聞いてみました。一番多かったことばは何だったでしょうか?一番多かったのは「ありがとう」。その次は「おめでとう」。他には「すごいね」「うまいね」「がんばったね」「だいじょうぶ?」「よかったね」などです。
 「いいことば」「喜ばれることば」がいっぱい使われているところには、「いいこと」もいっぱいです。しかも、友だちから言われると、不思議なパワーをもらえます。いいことばを使って、自分もみんなも元気になり、みんなが元気になれば、さらにいいことばが出てきて、もっともっとみんなが元気になります。みんなも喜ばれる言葉をもっともっと使おうね。
 最後に、2学期の残りは2週間とちょっと。最後まで元気よくすごしましょう。特に、交通安全には注意だよ。特に、飛び出し、自転車の乗り方、注意です。また、2学期を振り返って、よくできたこと、もっとできたと思うことをまとめてください。お話を終わります。』