学校日記

4月19日朝会から

公開日
2010/04/19
更新日
2010/04/19

校長メッセージ

 本日19日(月)、最初の朝会です。学級委員・委員長の任命を行ったあと、次のような話をしました。
『おはようございます。新学期が始まって2週間。新しいクラスには、なれましたか?毎日楽しく学校に来ることができていますか?先週は、冬に戻ったような寒い日が続きましたね。からだの調子は、どうですか?先週気になったのは、雨の日が多かったせいもありますが、廊下を走っている人のことです。廊下は走らずに、安全で楽しい学校生活ができるようにしましょうね。 
 さて、今日は「みらい」のお話です。先生は、理科の先生です。特に、星・宇宙のことが大好きです。最近の明るい話題といえば、この写真のこと。そうです、同時に2人の日本人が地球を離れて宇宙で生活していることです。野口宇宙飛行士は、もう100日以上もこの国際宇宙ステーションで実験や作業をしています。そして、この5日からは、もう一人の山崎宇宙飛行士も行っています。山崎さんは、7歳の娘を持つお母さん宇宙飛行士です。娘さんから頼まれた実験を1つしました。それは、地球ではできない色のついたシャボン玉を作ることができるかどうかという実験でした。写真のように見事にできました。不思議ですね。
 「国際宇宙ステーション」は、15の国々が協力して作っているもので、今年中には完成する予定です。大きさは、大手小の運動場より少し大きいくらいで、無重力の宇宙でしかできない実験をしています。無重力を一度でいいから体験したいですね。ちょっと様子を見てみましょう。(船内での様子を動画で見せました。) 
 宇宙での作業を終えた、山崎さんが乗ったスペースシャトル・ディスカバリーは、今晩地球に戻る予定です。山崎さんは、小さいころから宇宙のことが好きだったそうです。そして、いつかは宇宙へ行きたいという夢に向かって、がんばってきました。宇宙飛行士に選ばれてからも11年間も勉強やトレーニングを続けて、ようやく宇宙へ行くことができました。
 このように、「夢」をもつことが、「みらい」を創る第一歩なのですね。しかも、夢を持ち続けて、毎日小さな努力を積み重ねていくことが、大きな「みらい」のためにとても大切なのですね。
 最後に、4月23日は「こども読書の日」です。「こころ」をもっともっと豊かにするためにも、本を読むことも大切です。いい読書をしましょうね。』
(紹介した写真の一部を掲載します。写真は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)(http://iss.jaxa.jp/)ホームページから転載しました。)