3学期始業式 その2
- 公開日
- 2016/01/07
- 更新日
- 2016/01/07
校長メッセージ
始業式の中で、次のように子どもたちに話しました。
あけましておめでとうございます。平成28年申年(さるどし)がスタートしました。みなさんは、いい冬休み・お正月をすごすことができましたか。
みんなが元気に体育館に集まれたということは、終業式に話した3つの宿題の一つの「健康で安全に冬休みを過ごそう」はきちんとできたということです。あと二つの、「日本の伝統的な年末行事にふれよう」と「しっかり手伝いをしよう」はどうでしたか?教室に戻ったら、先生やクラスの人に是非話してくださいね。この冬休みに、新しく1年生に2名、5年生の1名の転入生を迎えました。みなさん、よろしくお願いします。
今年の干支(えと)は、さるですね。では、どんな漢字を書くのか知っていますか。ふつうは「猿」ですが、干支のさるは「申」と書きます。干支は、もとは方角や植物の生長の順番を表すもので、おぼえやすいように後になって動物を当てはめていったと言われています。今年の干支「申」は、9番目で、草や木が生長して、できた実が堅くなり始めているようすだそうです。
さて、干支の「猿」というと、『見ざる、聞かざる、言わざる』ということわざを聞いたり、三匹の猿がそれぞれの手で、目と耳と口をふさいでいる絵を見たりしたことがあると思います。この言葉や絵には、「自分の心を惑わすもや他人の欠点は、見ない、聞かない、言わない」と言う意味があるようですが、校長先生からは、三匹の猿とは違って、みなさんに今年がんばってほしい3つのことを話します。
「よく見て」
教科書の文章や問題をきちんと見てください。
先生や友達が授業中に黒板に書いたことをよく見て
ください。
「よく聞いて」
授業中には、先生の話と友達の意見を、わかるまで
しっかりと聞いてください。
「しっかりと話す」
自分の考えや意見は、相手にわかってもらえるよう
に、大きな声で最後まできちんと話してください。
みなさんにとって3学期は、木の実や花の種を収穫するとき、つまり一年間の取り組みのまとめをして次の学年の準備をする大切な学期です。学校に来る日は、残り「53日」しかありません。6年は「50日」です。6年生のみなさんは、小学校6年間のしめくくりをしてください。5年生から1年生のみなさんは、1年間のまとめと進級する学年に向けた力をたくわえる学期にしてください。
新しい年を迎えて、みなさんの気持ちも新しく切り替えられていると思います。一つ上の学年になるため、みなさん全員ががんばることを願っています。