2学期始業式 その2
- 公開日
- 2014/09/01
- 更新日
- 2014/09/01
校長メッセージ
始業式の中で、次のように話しました。
おはようございます。44日間と長いと思っていた夏休みは、あっという間に終わってしまいました。今年の夏は天気の悪い日が多く、大雨で大きな災害が起きて、広島ではたくさんの方が亡くなられました。みなさんは、大きなけがや事故もなく、元気な姿に会うことができて、たいへんうれしいです。夏休み中に5名の人が転校して、新しく3名の新しい仲間を迎えました。
みなさんにとって、今年はどんな夏休みでしたか。終業式で話した、夏休みにしかできないこと、本をたくさん読んだり、何かひとつのことにずっと取り組んだりできましたか。感動したことやがんばったことなど、いろいろあったと思います。ぜひ、クラスで友だちや先生に話してください。陸上大会・男鹿交流学習・市長を囲んでわくわくトーク・自転車大会など市や県の行事、子ども相撲や盆踊りなど地域の行事に参加する姿を見ることができました。
校長先生からは、この夏心に残った二つの野球の試合のことを話します。
一つめは、兵庫県の甲子園球場で行われた夏の高校野球大会の話です。この大会には、各都道府県の予選を勝ち抜いた49校が出場します。その大会に、石川県代表として星陵高校が出場しました。この星陵高校が、石川県代表を勝ち取った地方大会の決勝戦の時のことです。9回表で0−8と8点差がついて、あと3人がアウトになると負けてしまうという状況でした。しかし、9回裏の最後の攻撃で、なんと9点を取ってサヨナラ勝ちをおさめ、見事甲子園大会に出場しました。最後まであきらめないことが大切ですね。
そして、もう一つの試合は、「もう一つの甲子園」と言われる「軟式ボールを使った全国高校野球大会」のお話です。この大会の準決勝戦では、岐阜県代表の中京高校と広島県代表の崇徳高校が対戦しました。1日目は、延長15回0対0のまま決着が着かず、次の日に続きが行われました。しかし、2日目も延長30回まで行い0対0、3日目も延長45回まで行い0対0となり、試合は4日目を迎えました。そして、4日目の昨日、延長50回まで進んで、中京高校が3点を取り、3対0でようやく決着がつきました。試合のルールを考える必要があるとも言われていますが、4日間にわたって両チームの選手は、集中力を切らさずがんばり続けました。
野球もそうですが、チームで戦うどんなスポーツも、毎日の練習を重ねることで一人一人の力がつき、仲間としてのチームワークも強くなっていき、試合に勝つことができるようになります。みなさんのクラスも、一人一人が一生懸命勉強や運動に取り組み、仲間と助け合うことができることがいちばん大切です。
さあ、2学期の始まりです。この2学期も、4つの「あ」を大切にしてください。「あいさつ」「あんぜん」「朝ごはん」「あそび」です。どれも当たり前のことですが、なかなかできないときもあります。みんなが心がけていくことで、心が温かくなって、もっともっと気持ちのよい大手小学校になることを願っています。