学校日記

2学期始業式 その2

公開日
2013/09/02
更新日
2013/09/13

校長メッセージ

始業式の中で、次のように話しました。

 おはようございます。43日間と長いと思っていた夏休みは、あっという間に終わってしまいました。大きなけがや事故もなく、元気なみんなと会うことができて、たいへんうれしいです。夏休み中に3名の人が転校して、新しく2名の新しい仲間を迎えました。
 今年の夏休みは、どんな夏休みでしたか。陸上大会・男鹿交流学習・子ども夢議会など市の行事、子ども相撲や盆踊りなど地域の行事に参加する姿を見ることができました。校長先生からは、二つのことを話します。
 一つめは、アメリカの大リーグニューヨークヤンキースのイチロー選手のことです。8月21日の試合で、日米通算4000本安打を達成しました。日本のプロ野球9年間で1278本、アメリカの大リーグ13年間で2722本、合わせて4000本の安打を打ったことが高く評価されました。4000本の安打を打った日本のプロ野球選手はイチローしかいません。アメリカの大リーグでも、4000本を超えた選手は、わずか2人だけです。それほどの大記録を達成した時に話したイチロー選手の言葉がまたすごいものでした。「4000本のヒットを打つのに、8000回以上悔しい思いをしてきた。」成功の倍以上失敗しながら続けてきた自分をほめていました。成功よりも失敗に目を向けて、どうすればうまくいくかを考え続けることができたから、この大記録を達成することができたのです。
 2学期は、いちばん長い学期で、じっくりと学習に取り組むことができます。また、社会見学、野外学習、修学旅行などたくさんの行事もあります。イチロー選手のように、失敗をおそれず、うまくできなかったことから学びながら、1日1日を大切にして、小さな努力を積み重ねてください。そして、たくさんの行事に向けての準備や練習に、みんなで力を合わせて取り組んでください。
 二つめのお話です。この夏休みに、校長先生は、東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方に出かけました。2年前の3月11日に起きた東日本大震災から、どれだけ復旧しているかを確かめたかったのですが、まだまだでした。津波に襲われた地区のほとんどでは、今もほとんど家が建っていません。そして、何万人もの人たちが、今も仮設住宅に住んでいます。中には、壊れた家や車がそのまま残されているところもありました。いちばん心に残っていることは、石巻市立大川小学校です。この小学校は、東日本大震災の津波により、校庭にいた108名中74名の児童と、11名中10名の先生が亡くなっています。今も大きな被害を受けた校舎が残されていました。あらためて、わたしたちが自分の家に家族と住み、学校や仕事に通うというふつうのくらしができることの幸せを感じました。当たり前の生活が当たり前にできることに感謝して、毎日を精一杯生きることだと思いました。
 ところで、夏休みは、どうでしたか。終業式で話した、夏休みにしかできないこと、本をたくさん読んだり、何かひとつのことにずっと取り組んだりできましたか。感動したことやがんばったことなど、いろいろあったと思います。ぜひ、クラスで友だちや先生に話してください。
 さあ、2学期の始まりです。この2学期も、4つの「あ」を大切にしてください。「あいさつ」「あんぜん」「朝ごはん」「あそび」です。どれも当たり前のことですが、なかなかできないときもあります。みんなが心がけていくことで、心が温かくなって、とても気持ちのよい大手小学校になることを願っています。