学校日記

朝会です!

公開日
2012/11/12
更新日
2012/11/12

校長メッセージ

 11月12日(月)、朝会を行いました。作品募集などで入賞した人の表彰伝達などの後、校長先生の話を聞きました。校長先生の話の一部を紹介します。
 先週の水曜日・木曜日、6年生が修学旅行に出かけました。6年生のみなさんならきっと立派にやってくれると信じていましたが、その通り、素晴らしい修学旅行でした。
 さて、今「6年生を信じている」と言いましたが、きょうは「人を信じる」ということのすばらしさについてお話ししたいと思います。
 沖縄県のある島で起きた出来事です。観光に来ていたお客さんがちょっと目を離したすきに、自転車のかごに置いてあった財布が盗まれるという事件が起きました。
 その事件現場に、島でたった1つしかない交番からおまわりさんがやってきました。おまわりさんはさっそく周辺の聞き込みを行いました。入念な聞き込みをした結果、島の外から観光に来ていたお客さんはすべて犯人ではないということがわかりました。そうすると残りは島に住んでいる人の中に犯人がいるということになります。
 でも、おまわりさんには信念がありました。それは「島の住民が盗みなんて絶対にするはずがない」という強い思いでした。おまわりさんはいろいろなことに考えを巡らせました。そしてついにある1つの考えにたどりつき、それを証明するための実験を行いました。
 さあ、おまわりさんはどうしたでしょう?
 おまわりさんはメロンパンを事件現場に置きました。そしてじっと待ちました。するとカラスが集まってきて、そのメロンパンを持ち去ったのです。おまわりさんはその後を追いかけて、林の中に入りました。そこには何とあの盗まれた財布があったのです。
 もうわかりますね、犯人はカラスだったのです。
 「島の住民が盗みなんてするはずがない」
 人を強く信じる心、すばらしいですね。
 校長先生も、西藤の子みんなを信じています。