学校日記

1学期終業式です!

公開日
2012/07/20
更新日
2012/07/20

校長メッセージ

 7月20日(金)、第1学期終業式を行いました。代表児童2名による意見発表の後、校長先生の式辞を聞き、最後はみんなで校歌を歌いました。終業式の後は、「陸上大会」「男鹿交流学習」「市長とわくわくトーク」に参加する代表児童の激励会を行いました。
 明日から夏休みに入ります。児童のみなさんにとって有意義な夏休みになることを願っています。校長先生の式辞の一部を紹介します。
 きょうは終業式。1学期がきょうで終わります。この1学期、いろいろなことがありました。入学式、始業式、遠足、親子ふれあい行事、なかよし班活動、5年生は野外学習がありました。先生は、そのどれもみなさんが力を合わせて、立派にやってくれたと大変喜んでいます。
 1年生のみなさんは、はじめは学校のことがよくわからなかったけれど、今はもうすっかり慣れて、自分でできることがどんどん増えてきました。
 2年生から6年生のみなさんも、みんな一生懸命取り組んで、着実に勉強の力を身につけてきました。
 ある子は、授業中になかなか手を上げて発表ができなかったけれど、だんだん自信を持って発表ができるようになってきました。
 ある子は、宿題を忘れることがあったけれど、もう今は忘れることなくきちんとできるようになりました。
 勉強だけではありません。みなさんの生活の様子にも成長がうかがわれます。
 ある子は「おはようございます」がなかなか言えなかったけれど、今は元気よく言えるようになりました。
 何か言われるとすぐかっとなってけんかをしていた子が今はじっと我慢できるようになりました。
 今まで人の悪口ばかり言っていた子が逆に友達のいいところを見つけられるようになりました。
 こうして、勉強や生活、いろいろな場面でのみなさんの成長を先生はとてもうれしく思っています。
 そういうみなさんの成長の様子が、きょう、担任の先生からいただく「あゆみ」に記されています。その「あゆみ」を見て、1学期をしっかり振り返ってみましょう。ここはよく伸びたなというところ、反対にここはもう少しがんばれたなというところ、きっといろいろあると思います。自分で1学期をしっかり振り返ってください。そしてそれを2学期の生活に生かしましょう。
 さて今、日本中で「いじめ」のことが話題になっています。滋賀県大津市では、警察が捜査に入ったり、裁判でいろいろなことが争われたりしています。
 命はこの世で一番大切なものです。それなのに前途ある中学生が自ら命を絶つというのはとても悲しいことです。ましてやそれが同級生によるいじめが原因であるとするならばこんな悲しいことはありません。
 この西藤小で、そんな悲しいことは絶対に起こしたくありません。自分が言われてイヤなことは絶対に相手にも言いません。自分がされてイヤなことは絶対に相手にもやりません。先生は、西藤小には「いじめ」なんて絶対にない、みんなが仲よく暮らすとても良い学校だと信じています。でも、もし何か困ったことがあったら遠慮なく先生やお家の人に相談をしてください。みんなで力を合わせていじめのない、すばらしい学校をめざしましょう。
 さて、明日からいよいよ夏休みに入ります。夏休みを迎えるにあたって、2つみなさんにお願いをします。
 1つめは「規則正しい生活をしましょう」ということです。夏休みはチャイムは鳴りません。時間割もありません。そのかわり、自分で毎日の過ごし方を考えなければいけません。だらだらと不規則な生活をしているとせっかくの休みが台無しになってしまいます。規則正しい生活を心がけてください。
 2つめは「安全に過ごしましょう」ということです。楽しい夏休みですが楽しさの裏側には危険なこともいっぱいあります。交通事故。気をつけましょう。道路への飛び出しは絶対にいけません。それから水の事故、入ってはいけない池や川など絶対に入ってはいけません。命は何ものにもかえられないこの世で一番大切なものです。
 出校日や2学期の始業式に、全員そろって元気な姿を見せてくれることを願っています。