修了式です!
- 公開日
- 2012/03/23
- 更新日
- 2012/03/23
校長メッセージ
3月23日(金)、平成23年度修了式を行いました。各学年に校長先生から修了証が渡された後、5年生の代表児童が意見発表を行いました。校長先生の式辞を聞いて、最後にみんなで校歌を元気よく歌いました。校長先生の式辞の一部を紹介します。
今年の冬は例年になく寒い日が続きました。それでもだんだん太陽の光があたたかくなってきました。
「どんなに冬が寒くてもあたたかい春は必ずやってくる」そんなことを今思っています。
さて、今週の月曜日、卒業式がありました。とてもすばらしい卒業式でした。卒業生の態度はもちろん立派でしたが、式に参加した4年生・5年生の態度がとてもすばらしかったです。4年生・5年生のみなさんは前日の準備から本当に一生懸命取り組んでくれました。そして卒業式当日もとてもすばらしい態度で式に参加してくれました。6年生が卒業した今、5年生のみなさんが最上級生です。みなさんならきっと西藤山台小学校のリーダーとしてしっかり活躍してくれると信じています。
3月21日から甲子園で選抜高校野球大会が始まりました。開会式で選手宣誓を行ったのが、宮城県石巻工業の阿部翔人主将でした。すばらしい選手宣誓でした。阿部主将は宣誓の最後をこんなふうに締めくくっています。
「我々、高校球児ができること、それは、全力で戦いぬき、最後まであきらめないことです。今、野球ができることに感謝し、全身全霊で、正々堂々とプレーすることを誓います」
宮城県石巻市と言えば、東日本大震災で大きな被害を受けた地域です。その中で代表に選ばれた石巻工業。きっと選手たちの胸にはいろいろな思いが詰まっていることと思います。
その思いが「野球ができることに感謝し、全身全霊で、正々堂々とプレーする」という言葉に表れていると思います。
さて、私たちの生活を振り返ってみましょう。私たちは学校生活が普通にできることに感謝をしているでしょうか。みんなと一緒に授業を受け、みんなと仲よく遊ぶ。そんな毎日に感謝をしているでしょうか。
私たちは全力を尽くしているでしょうか。勉強や運動、部活動に全力を尽くしているでしょうか。みんなで協力していろいろな仕事を精一杯やっているでしょうか。
先生は、西藤のみなさんはとてもよく頑張っていると思います。みんなが全力でいろいろなことに取り組んでいると思います。そんなみなさんの姿を見てとてもうれしく思っています。
でも、落ち着いて一人一人がよく振り返ってみると、まだまだやれることがあったかもしれない。まだまだがんばれることがあったかもしれない。そんなことも思います。
まもなく平成23年度が終わります。
一人一人が静かにこの1年を振り返り、来年度に向けて、自分がもっとやれること、自分がもっとがんばれることを考えてみましょう。そうすると新たな目標が発見できるかもしれませんね。
さあ、4月からはみんな1つ上の学年に進級します。それだけみんなは1つお兄さん、お姉さんになるということです。自分がお兄さん、お姉さんになるのだという自覚を持って春休みを過ごしてください。
始業式は4月9日です。少し大人になったみなさんにお会いするのを楽しみにしています。