始業式
- 公開日
- 2007/04/09
- 更新日
- 2007/04/09
校長メッセージ
始業式で子どもたちにこんな話をしました。
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平成19年度1学期 始業式 式辞
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今日から平成19年度が始まります。休み中、事故もなく元気に生活し、全員がそれぞれ一年ずつ進級しました。おめでとう。
新6年生が、木曜日に入学式準備をしてくれました。1年生の教室を掃除し、整頓し、飾ってくれました。ご苦労様でした。さすがは6年生です。今も、最高学年としてのやる気が伝わってくるのを感じ、頼もしく思います。今年、あなた方はリーダーです。そんな自覚と誇りをもって、勉強やスポーツ、なかよし班活動、児童会活動など、学校生活のあらゆる場面で、下級生のよきモデルとなり、リードしてください。期待しています。
そんなやる気は、6年生だけではなく、ここにいるみんなのきらきら輝く目からも伝わってきます。先生方も、今日から始まる皆さんとの毎日が楽しみで、わくわくしています。友だちと力を合わせて、また先生と一緒に、一人ひとりが大切にされしっかり伸びられる笑顔いっぱいの学級や学年を、そして明るく楽しい学校をつくっていきましょう。
今年、皆さんに、特にがんばってほしいことをお話します。それは3つのことです。
かんたんに言うと「いのち・こころ・みらい」です。
一つ目「いのち」は、命を大切にしようということです。例えば、みんなで注意して、事故や怪我を防ぎましょう。仲良く遊んでいろんなことができる体をつくりましょう。朝ごはんをちゃんと食べること、夜は早めに寝て十分睡眠をとることなど、生活のリズムを整えましょう。命は、一人に一つだけしかありません。なくしてしまえば代わりはありません。友だちを叩いたり乱暴をしたりしてはいけません。怪我をさせてしまうかもしれません。自分の命も人の命も、どちらも大切にできる人になってください。
二つ目「こころ」は、よく考えて行動し、心の力をつけようということです。難しいことではありません。例えば、進んで元気よくあいさつをすることです。「手伝ってあげるよ」と友だちに親切にすることです。何かしてもらったら「ありがとう」、間違ったことをしてしまったら「ごめんなさい」と素直に言えることです。ちょっとしたことで、私たちの心はさわやかになり強くなれるのです。人の嫌がることをしない、されたら嫌だときちんと言う、誰かがされているところをみたら助けてあげる。
三つ目「みらい」は、自分のかがやく未来に向かって、命と心を大切にして、さらに、しっかり学習して力をつけようということです。特に、話をしっかり聞くこと、よく考えること、勇気を出して発表したり質問したりすることをがんばりましょう。一人ひとりがそのことをがんばると、学級全体に、勉強の楽しさが広がります。もっとわかりたい、もっとできるようになりたいと、やる気が高まります。
始業式にあたり、皆さんに、「いのち、こころ、みらい」3つを大切にするというお話をしました一年間忘れないでください。
最後に、どんなにがんばりやさんでも、困ったなあどうしようと思うこともあるかもしれません。そんなときは、先生方や友だち、おうちの人に何でも相談してください。一人で悩まないでください。学校は、信頼できる友だちや、あなたたちを大切に見守る先生方がいるすばらしい場所です。今年度も、毎日元気に学校に来てください。
児童の皆さんと学校職員全員で協力して、みんなが楽しく通える「楽校」を作りましょう。これでお話を終わります。