学校日記

いじめについて

公開日
2006/11/20
更新日
2006/11/20

校長メッセージ

 いじめ問題について、10月の全校集会で児童に以下のような話をしました。
また、11月の全校集会でも「命の大切さ」について話をしました。
各学級でも学級指導の時間だけでなく、さまざまな機会に指導をしています。
担任と児童、一対一での教育相談も実施し、いじめの早期発見にも努めています。
各家庭でも、いじめ等についての心配事がございましたら、些細なことでも結構ですので、ぜひ学校にご相談ください。

(10月の全校集会での校長講話)

いじめってどんなことかわかりますか。
相手のいやがることを一方的に続けて言ったり、やったり、暴力をふるったりすることです。
相手がいやだなあ、やめてほしいとかと思えばいじめになります。
人の心や体を傷つけることは許されないことです。
だから、絶対にいじめをしてはいけません。

人それぞれ心も体もまったく同じではありませんから、
同じことを同じようにしても受け取る人によってはいやな思いをすることがあります。
ケーキが大好きな人は多いと思いますが、
嫌いな人に「おいしいから食べろ」といって無理に食べさせれば、
うれしいどころかつらくて苦しいです。
自分の気持ちだけで行動するとこういうことが起きます。
人の心の中は簡単に見えません。
だからこそ、相手の気持ちを考えること、思いやることが大切です。

それから、
いじめにはいじめる人といじめられる人だけでなく、
いじめに参加していないけれど、いじめられている人がいることを知っている人、
近くにいてもまったく気がつかない人がいます。
いじめる人がよくないのはもちろんですが、
いじめを知っている人や友だちがいじめられているのに気がつかない人にも
もしかしたら問題があるかもしれません。

さて、どうすればよいか、まずできることからはじめましょう。
1つ目は、人の嫌がることはしない、いじめはしないこと。
2つ目は、意地悪をされたら、いやだということを相手にはっきり伝えること。
言いにくいときは友だちや先生、周りの大人に相談すること。
3つ目は、友だちが意地悪されていたり、外から見ているだけではわからないことが多いのですが、
つらそうだな、元気がないなと思ったら声をかけてあげること。
自分だけではよくわからないときは、先生や周りの大人に必ず相談してください。

もちろん先生方も皆さんの様子を見守っていますから、安心して相談してください。
学校中のみんなで協力して、西藤小をいじめのない楽しい学校にしましょう。