学校日記

平成21年度 修了式 その1

公開日
2010/03/24
更新日
2010/03/24

校長メッセージ

 3月24日(水)は、修了式。今日で21年度は終わりです。修了式では、学年ごとに代表に修了証を手渡したあと、5年生の代表が意見発表を立派にしてくれました。式辞では、次のような話をしました。
『おはようございます。いよいよ21年度の最後の日になりました。先週の金曜日の19日には、みんなの力で、すばらしい卒業式を創りあげることができました。そして、6年生は、立派に巣立っていきました。  
 今、みなさんに修了証を渡しました。これは、今の学年をがんばって終えることができたあかしです。2週間すると新1年が入学し、みなさんは、進級です。次の目標に向けてがんばりましょう。
 さて、みなさんにとって、この学年、どんな1年間でしたか。今回もみなさんに質問をします。今日は、5つあります。「そうだな」と思う人は、静かに手を挙げてください。
まずは、1学期の始業式に約束したことです。「いのち こころ みらい」の3つの言葉にあわせて、4つのがんばってほしいことがありましたね。
 最初の「いのち」は、「元気なからだを作りましょう。」でした。では聞きます。1つめの質問です。「毎日元気に生活できた。」という人。秋には新型インフルエンザに多くの人がかかり、ほとんどのクラスが閉鎖になりました。しかし、みなさん軽くすんで、よかったと思います。
 次の「こころ」は、2つありました。「自分から進んであいさつ」「いいとこみつけ」でしたね。2つめの質問です。「自分から進んであいさつができた。」という人。そうですね。昨年度よりよくなったと思います。でも、もっともっとしていきましょう。
 3つめの質問です。「友だちのいいところをいっぱい見つけることができた。」という人。これは、いっぱい友だちを作るためには、とても大切なことです。しかも、みんなで取り組む必要があります。
 3つ目の「みらい」は、「自分ができることを増やしていきましょう。」だったね。4つめの質問です。「4月とくらべて、自分でできることが増えた。」という人。どうでしたか?これは、いつまでも続く目標ですね。次の学年でも、もっともっとできることを増やしていきましょう。
 最後の5つめの質問です。まず、この1年間に自分なりにがんばったことを思い出してください。それでは、最後の質問です。「自分なりにがんばったことをきちんと思い出すことができた人。」
 どの質問にも、多くの人が手を挙げることができたというのは、よく頑張り、立派に成長しているということです。
 このように、今日は1年間をしっかり振り返り、次の学年で何をがんばるかを考える大切な日です。いつも言っているように、自分で考えるだけでなく、お家の人とも話をしてください。目標を考え、それに向かって小さな努力を積み重ねる。そして、終わったらできたこととできなかったこと振り返る。そして、次の目標を考える。できなかったらどうしようではなく、どうしたらできるのだろうかと考える。この繰り返しがみなさんを確実に成長させていきます。大切にしましょう。
 ところで、西藤小の桜は、昨年と同じ22日に咲き始めました。満開はいつになるのでしょうか?楽しみですね。
 さあ、明日からは春休みです。春が来た、今の学年が終わったと、うきうきしてばかりだと、交通事故など思わぬことになることもあります。約束を守って、落ち着いた生活をしましょうね。そして、4月7日水曜日の始業式には、次の学年の目標をしっかり決めて、元気よく登校しましょう。』