学校日記

3学期始業式

公開日
2009/01/07
更新日
2009/01/07

校長メッセージ

 3学期がスタートしました。1年間のまとめをして、次の学年につなげる学期です。始業式では、次のようなことを話しました。
「あけましておめでとうございます。平成21年がスタートしました。どんな年にすることができでしょうか。
 さて、どんな冬休みをすごすことができましたか?2学期の終業式の時に2つ宿題を出しましたね。「できた」という人は、静かに手を挙げましょう。1つめは、「家族の一員として、しっかり手伝いをしよう」でした。どうですか?2つめは、「健康で安全な冬休みを過ごそう」でしたね。どうですか?いい冬休み・お正月をすごすことができたようですね。
 話は変わりますが、今年2009年は、国連やユネスコなどが定めた「世界天文年」という年です。知っている人いますか?どうして天文年になったかというと、ちょうど400年前の1609年に、イタリアの科学者のガリレオ・ガリレイが、初めて小さな望遠鏡で宇宙をながめ、大発見をしたからなのです。
 彼は、手作りの小さな望遠鏡で月に山や谷があるのを見つけたり、太陽が球で、自分で回っていることなどを発見したりして、最後には、地球が太陽の周りを回っていることをつきとめました。それまでは、地球が宇宙の中心でその周りを天体が回っているということが常識でしたから、ものすごい発見です。発見は、新しい謎を呼びます。ガリレオが扉を開けた宇宙の謎を調べるということは、400年後の今も続いています。今は第二の地球を大型望遠鏡で探しています。
 また、今年は月に人類が降りたってちょうど40年。たった12人しか行っていない月。次に行くのはいつでしょうか。さらに、7月22日には、46年ぶりに日本で「皆既日食」を見ることができます。楽しみです。これについては、別の時にお話をしましょう。この他にも、宇宙とは違いますが、ある大発見から150年という記念の年でもあります。高学年の人は、どんな大発見かしらべてみてください。わかったら教えてください。
 「世界天文年」のスローガンは「宇宙 … 解き明かすのはあなた」です。みんなが夜空を見上げ、宇宙の中の地球や人間のことをいろいろと考えて、自分なりの発見をしてもらうことを目的としているそうです。みなさんも星空をながめて、自然や科学にもっと興味を持ち、いろいろ調べてみましょう。
 最後に、今日から三学期、それぞれの学年のまとめをする大切な学期です。学校に来る日は、「52日」です。6年は「50日」です。やはり、大切にしたいのは「いのち・こころ・みらい」の3つです。1学期始業式にお話したことをもう一度確認します。
 「いのち」 命は一人に一つだけ。かけがえのない命。元気なからだを作りましょう。
 「こころ」 友だちをいっぱい作ろう、そして「わかりあおう」。そのためには、明るくあいさつをどんどんして、こころのドアを開けていきましょう。
 「みらい」 「みらい」に向かってどんどん自分ができることを増やしていきましょう。自分のことは、自分でできるようにがんばりましょう。
 さあ、次の学年に向けて、今学期も小さな努力を積み重ねてがんばっていきましょう。そして、みんなで協力して活動していく中で、友だちのいいところをいっぱい見つけ合っていく3学期にもしましょう。」