9月29日朝会から
- 公開日
- 2008/09/29
- 更新日
- 2008/09/29
校長メッセージ
急に寒くなり、欠席も増えました。健康管理には十分ご注意下さい。久しぶりの朝会を行い、次のような話をしました。「おはようございます。あんなに暑かったのに、最近急に冷えてきました。運動会の頃は、30℃もあったのに、今日は、20℃にもならないようです。最近急に冷えてきたので、心配なのは、みんなの身体の調子です。こんな時に、身体の調子を悪くしないのも大切なことですよ。自分で注意をしてくださいね。
今日は、天気の話を少ししましょう。みなさんは天気予報をよく見ますか?また、雲や空の色を見て、どんな天気になるか考えますか?
この季節は、台風の動きが一番心配です。先週の金曜日の給食の放送でもお話がありましたが、9月26日は、50年ほど前、大きな台風が何回も日本を襲った日です。この地方も、49年前の9月26日に伊勢湾台風に襲われ、大変な被害になり、5000人もの方が、亡くなりました。一度、おじいさんやおばあさんに聞いてみてください。
さて、西へ進んでいくだろうと予想されていた台風15号は、最初の予想より北の方に進み、昨日は台湾へ上陸しました。この後、この前の13号のように向きを東に変えて、私たちの方に進んできそうで、大変心配です。
今は、気象衛星ひまわりからの写真もあります。いろいろなところで調べたデータをスーパーコンピュータで計算して、天気を予想します。でも、ちょっと前までは暦や空や雲や動物の様子から天気を予測していました。そんな生活の知恵は、今でも天気の「ことわざ」として、たくさん残っています。一番有名なのは、「夕焼けは晴れのしるし」ですね。(夕焼けは西の遠くまで見通せるときに起こる。西が晴れていれば次の日は晴れることが予想できる。)どんな「天気ことわざ」があるか、家の人に聞いたり、本で調べたりしてみましょう。昔の人の知恵は役立ちますよ。そして、空をながめて、毎日の天気にもっと興味を持ってください。続けていると、今日はいつもと違った天気になりそうだとか、いろいろなことに気づきます。そして、自然のすごさにも気づきます。何よりも、いざというときに役立ちます。「いのち」を守るために。
でも、最近は今までの経験では、考えられないようなことが起こるようになりました。今年は、「ゲリラ豪雨」、昨年は、40℃以上の猛暑。今年は、台風が1つも上陸していません。どうしてなのでしょうか?
最後に、あさってから10月です。4月から6ヶ月が過ぎました。ということは、今の学年は、残り半分です。この半年で、どんなことが自分でできるようになりましたか?振り返って、残り半分の目標をもう一度考えてください。
特に、6年は、修学旅行。5年は、野外学習と大きな行事があります。みんなで協力をして、すばらしいものにしてください。前にも言いましたが、みんなが小さな努力を続けていくことが成功へのポイントです。がんばりましょう。」
*「天気ことわざ」についてのサイト紹介(いろいろ検索してみましょう)
→http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN6/leisure/kantenbouki.htm
→http://www.geocities.jp/aozorakai2004/yohoushi3.html
*伊勢湾台風について
→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E6%B9%BE%E5%8F%B0%E9%A2%A8
→http://www.bosai.go.jp/library/exhibition/exhibition_isewan/photo.html
→http://www.kanie-e.aichi-c.ed.jp/isewan/isewantaihu.html