学校日記

6月9日集会から

公開日
2008/06/09
更新日
2008/06/09

校長メッセージ

 本日9日(月)の集会では「みらい」に関連して、次のような話をしました。
「おはようございます。先週梅雨に入り、雨の日が多くなりました。外で遊べない日が多くなります。先週は、ちょっとした不注意でけがをすることが何回かありました。廊下を走らないなど、安全に過ごすための注意を守って、安全で楽しい学校生活ができるようにしましょう。
 さて、今日は「みらい」のお話です。今日は、ちょっと写真を写しながら話をしたいと思います。最近の明るいニュースといえば、「宇宙」の話題ですね。
 まずは、この写真。見たことある人?どこの星の写真か知っていますか?5月の終わりに、アメリカの「フェニックス」という探査機が火星の北の部分に着陸。表面の土を掘って、その下に氷があるかどうか調べています。氷が発見されれば大ニュースです。
 もう一つは、この写真。毎日ニュースで伝えられている「国際宇宙ステーション」のこと。1日に打ち上げられたシャトルには、星出宇宙飛行士が乗り込み、日本の宇宙実験室「きぼう」が積まれていました。この「きぼう」は、大型バス程度の大きさで、それをこのように取り付けました。
 「国際宇宙ステーション」は、地上400kmを1周90分で地球を回っています。15の国々が協力して、2010年完成予定ですが、すでに宇宙飛行士が長い間、実験をするために生活しています。年末には、若田宇宙飛行士が3ヶ月滞在をはじめます。日本の実験室は、最終的にはこんな感じになります。
 最後に、できたての「きぼう」の中の様子を。無重力を一度でいいから体験したいですね。少し見てみましょう。
 さて、どうして宇宙をめざすのでしょうか?私たち人間は、ずっと昔から、自分たちが住んでいる所と違う所はどうなっているのか、実際に出かけて確かめてきました。それが、地球の外にまでなっただけのことなのです。知らない所を知りたいという「夢」をかなえることで、私たちは進歩して、いろいろなものを創り出してきました。「夢」をもつことが、「みらい」を創る第一歩なのですね。今週は、読書週間。夢をみつけるためにも、いっぱい本を読みましょう。」
(紹介した写真の一部を掲載します。写真は、NASA(http://www.nasa.gov/)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)(http://iss.jaxa.jp/)ホームページから転載しました。)