学校日記

4月21日朝会から

公開日
2008/04/22
更新日
2008/04/22

校長メッセージ

 21日(月)、今年度最初の朝会を行い、学級委員・学級書記・委員会の委員長の任命を行い、次のような話をしました。
「おはようございます。今、学級委員・書記・委員長の任命をしました。それぞれの代表としてがんばってください。そのがんばりが、みなさんの「こころ」を育てて、「みらい」に向けての力になります。まわりのみなさも力をあわせてがんばってください。
 新学期が始まって2週間。新しいクラスには、なれましたか?毎日楽しく学校に来ることができていますか?たいへん気持ちのいい日が多いですね。こんな季節は、外へでて、気持ちのいい空気をいっぱい吸いましょう。 
 さて、今日は「こころ」のお話です。始業式の日に、「こころ」については、どんなことを話したか覚えていますか?まず、何をしようでしたか?そうですね。「あいさつ」ですね。毎朝の「おはようございます」は元気でいいですね。では、次のステップです。「ありがとう」です。
 いいあいさつは、心のドアを開けて、私たちを元気にしてくれるものです。それは、どうしてなのでしょうか?
 先週の月曜日、離任式がありましたね。みなさんは、昨年までお世話になった先生方に「ありがとう」と感謝のメッセージを送りましたよね。お変わりになった先生方はたいへん喜んでみえました。私も前の学校の東部中へ行き、離任式に出席しました。そこで、一人一人の先生に対して、代表の子がそれぞれお別れの作文を読んでくれました。私に読んでくれた子は、いつも元気いっぱいなのですが、その時は目に涙をうかべて、思い出を話しながら「ありがとう」と言ってくれました。「わかっていてくれたんだ。よかった。」本当にうれしかったですね。そして、元気いっぱいになりました。
 そうです。「ありがとう」の一言の中に、「あなたのことをわかっているよ。」など、いろいろな気持ちが入っていて、言われた方は、「わかりあっているのだ」「自分は一人じゃない」「安心した」「よーし、またがんばろう」ということで元気になるのですね。こうやってあらためて考えてみるとすごい力をもっているものなのですね。
私たちは、「わかっていてくれる人」がいっぱいいて、元気にすごしていけます。それが友達、仲間です。そのために、「あいさつ」がすごい力をもっていることをもっとわかって、もっともっと自然に交わすことができるようにしましょうね。
 最後に、4月23日は「こども読書の日」です。「こころ」をもっともっと豊かにするために、本を読むことも大切です。いい読書をしましょうね。」

 この後、係の先生から、ニュースで報道された、高校生の「かさ」振り回しによる事故について説明をし、安全指導をしました。ご家庭でも、是非話題にして頂けたらと思います。