学校日記

ちまきのお話 昼の学校放送原稿から

公開日
2013/05/02
更新日
2013/05/02

食育・給食

 みなさん、こんにちは。ゴールデンウィークが始まりましたね。4月も終わり、新しいクラスでの生活に慣れてくると、同時に疲れも出てくるころです。そういう時は体の調子をくずしやすくなるので、食事をしっかり取り、睡眠を十分とって、体を休めましょう。
 さて、もうすぐ5日ですが、何の日か知っていますか?
 5月5日は「こどもの日」で、子どものすこやかな成長と幸せを願う国民の祝日です。この日は「端午(たんご)の節句」とも言い、平安時代に中国から伝わった行事です。行事に食べる「ちまき」は、「災いをさける」ものとして、節句の日にちまきを作り、しんせきや知り合いに配るという古くからの風習がありました。
 日本では、江戸時代になると「端午の節句」は男の子の誕生と成長を願う行事になり、今では、国民の祝日として「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに母に感謝する日」となりました。
 「ちまき」は、米や米粉などで作ったもちやもち団子をささや竹の皮、ちがやという葉などにつつんだものをひもでしばり、蒸したり、ゆでたりしたものです。端午の節句で食べるおかしとしては、「ちまき」は関西地方、「かしわもち」は関東地方でとくに親しまれています。
 今日のちまきは、ひもをほどいて、葉をむいて食べましょう。