春の食材を食べよう
- 公開日
- 2013/04/23
- 更新日
- 2013/04/23
食育・給食
春の食材には、冬にねむっていた体内の力を起こすために必要な栄養がしっかり入っています。
キャベツやたまねぎなどの野菜やさわらやたいなどは、春においしい食べ物ですね。
きょうは、「春のたきこみごはん」です。こんにゃく ごぼう にんじん たけのこ ふき などが、入っています。
ふきは春野菜の一つです。どく特な香りと、シャキシャキとした歯ごたえ、そして少し苦い味があるのが特ちょうで、主に葉とくきのつなぎめになる部分を食べています。
冬の間、土の中でじっとしていたふきは、春になると芽を出し、土すれすれに黄色の花をさかせます。この土の中から出てきたばかりの芽を「ふきのとう」と言い、にものや天ぷら・ふきみそにして食べられます。
そして花がだんだん大きくなってくるころには、土の中でくきをのばし、30c m ほどはなれたところから葉が出てきます。葉とくきのつなぎめになる部分が1 〜 2 m にのびてくると、葉っぱも1 m ほどの大きさに成長します。そのため、昔の人は食べるだけではなく、大きな葉の下で雨宿りをしたり、かさの替わりに使っていたこともあるそうです。
ふきは、今では200種類以上もあります。愛知県は、日本で1 番多くふきがさいばいされており、主に知多半島を中心に作られています。