きょうの給食の「ごじる」
- 公開日
- 2013/02/25
- 更新日
- 2013/02/25
食育・給食
ごじる(呉汁)とは、水に浸して柔らかくした大豆をすり潰して絞ったものを入れた味噌しるです。
大豆をすりつぶしたものを呉といい、それを汁に入れたので呉汁といいます。豆腐や肉類が貴重品だった時代に、タンパク源として生の大豆を水に浸漬してよく吸水させ、少々水を加えてすりつぶし絞ったものを味噌汁にしていました。日本各地に伝わる郷土料理ですね。
大豆は、中国で4000年から5000年前にすでに栽培されていたそうです。日本には、約2000年前の弥生時代に稲作と一緒に朝鮮半島からつたわったと考えられています。