去る１月１７日に開催された愛知県交通安全県民大会において以下の「交通事故防止宣言が発表ました。

　交通事故をなくし、安全で快適な交通社会を実現することは、私たち愛知県民全ての切なる願いです。しかしながら、私たちの懸命な努力にもかかわらず、毎年、悲惨な交通事故は後を絶たず、多くの尊い命が失われています。また、一命は取り留めても、重い後遺症などにより苦しまれている方も大勢みえます。
　交通事故は、被害者も加害者もそれぞれの人生を大きく狂わせ、その家族や周囲の者をも悲しみのどん底に突き落とす、とても痛ましく悲しい出来事です。
　こうした悲惨な交通事故をなくすためには、道路を利用する全ての人々が、交通社会の一員であることを強く自覚し、交通ルールや交通マナーを守り、安全な行動を実践することが不可欠です。
　私たちは、この大会を契機として、命の尊さと交通安全の大切さを改めて認識し、家庭、職場、そして地域全体で、次に掲げる行動目標の下に、交通事故防止のための取組を更に強力に推進していくことを宣言します。

一 私たちは、高齢者や子どもを交通事故から守っていきます。
一 私たちは、自転車利用者が交通事故の被害者や加害者にならないように、自転車の安全な乗り方を広めていきます。
一 私たちは、交通ルールを守り、周囲への思いやりと譲り合いの精神で、事故のない安全で快適な交通社会を築きます。
一 私たちは、「飲酒運転は絶対にしない、させない、許さない」を徹底し、飲酒運転を根絶していきます。
一 私たちは、車に乗るとき、乗せるとき、全ての座席でシートベルトやチャイルドシートの正しい着用を広めていきます。
　　　　　　　　　平成２５年１月１７日　　　　愛知県交通安全県民大会