世界最古の野菜の一つ、キャベツのお話
- 公開日
- 2013/01/16
- 更新日
- 2013/01/16
食育・給食
みなさんこんにちは。きょうは、約2,500 年前の古代ギリシャ時代から食べられていたと言われる世界最古の野菜の一つ、キャベツのお話です。
キャベツは日本各地で作られていて、愛知県は生産量が全国一です。キャベツの種類は大きく三つに分類することができます。
一つめは、春に収穫する「春キャベツ」で「新キャベツ」とも呼ばれます。葉はやわらかく、巻きもゆるく、生のままでもおいしく食べられます。二つめは、夏や秋の初めに収穫する「夏秋キャベツ」。涼しい土地で作られ、「高原キャベツ」とも言われています。葉はうすく、少しかためで、濃い緑色です。
三つめは、秋の終わりから冬に収穫する「冬キャベツ」。葉はかたく、巻きが強く、煮込むと甘みが増し、煮くずれしにくいです。
今日の給食の「キャベツときゅうりの梅肉あえ」は、応募献立の料理です。
キャベツには、腸を整える食物繊維やかぜを予防するビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは水に溶けやすく、熱に弱いので、調理時間を短くしたり、煮汁ごと食べるとよいですね。 (きょうの昼の学校放送原稿から)