年始の歳時記 6
- 公開日
- 2013/01/01
- 更新日
- 2013/01/01
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正月には歳神(としがみ)さまが,門松を目印にして天上から降りてこられます。歳神さまは稲作を守る神様でもありました。歳神さまが,天からおりてみえる目印になるようにと,門松をかざりました。門松の古い形はお松め松一対で,笹竹などとともに南天,うらじろ,稲穂(いいなほ),しめ縄などで飾(かざ)りつけました。砂で門松の根本にもり砂をして米も供えました。清めといって,かどにびくを置きその周りに砂をまくことによって,びくのあとが日の出に見えることから正月気分を出されました。