おさいふの中の硬貨を少なくするために
- 公開日
- 2012/12/26
- 更新日
- 2012/12/26
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終業式での校長先生のお話で、「日常生活でお買い物する際、おとうさん、お母さんは、おつりの硬貨の枚数を少なくするために、代金の支払いを工夫してみえる」というお話がありました。
梅ちゃん先生は、132円もっていました。お財布(さいふ)の中は、
100円玉1個、10円玉3個、1円玉2個で、財布の中のコインの数は、6個です。
今、62円のおかしを買うとおつりは何円でしょうか。
子どもたちは、132−62=70 と答えました。ほんとうでしょうか。
ほとんどの人が100円玉で支払いますね。ですから、お財布の中全部、132円で、はらう必要はありませんね。じゃあ、70円ってなんでしょう。お菓子を買った後、お財布の中に残ったお金ですね。
100円玉で、62円のおかしを買うと、式はこうなります。
100−62=38 おつりは38円。
ところが,新しく10円玉三つと・・・おつりの中に5円玉がまざっていても、コインの数は12個になってしまいますね。ちょっと、重くなり、かさばりますね。
ぴったりと、100円を出さない場合もありますね。
ある人は100円玉1枚と10円玉3枚を出しました。
式は、130−62=68
10円玉6枚と5円玉1枚、1円玉3枚でおつり、財布の中のコインの数は、12個。 10円玉5個を50円玉にしてもらっても、8個です。
100円玉1枚と1円玉2枚で、102円を支払うと、
102−62= おつりは40円でぴったりで、コインの数は、10円玉、7個になります。
どんなはらい方をしても、財布に残ったお金とおつりの合計は70円ですが・・・。
でも、コインの数はいろいろですね。この70円が、お財布の中にどう入っていたら、かさばらないでしょうか。
一番よい方法は、買ったときに、112円を出せば、おつりが50円玉1枚ですみます。
112−62=50
財布の中のコインの数は、財布の中の10円玉2個とあわせても3個です。一番すっきりですね。
ひき算は、2年生の内容ですが、6年生の人も悩んでいました。「お財布をすっきりさせたい」人。買い物のとき、お父さんやお母さんのお金のはらい方を、注意して見てみてくださいね。おとなの人はすっきり財布をめざして、瞬時に計算をしていますよ。
年末・年始、お金を手にすることが多くなります。お金の使い方は、家の方と相談するのは当然ですが、支払い方も工夫してみましょう。
合理的な支払い方も、算数の勉強の成果ですよ。