今年の１０月１日、東京駅丸の内駅舎の保存復原工事が完成しましたね。東京駅は、免震工事もほどこされ、歴史と先進性が融合した魅力ある場所に生まれ変わりました。今年の大きなニュースの一つでしたね。
　東京駅は、日露戦争が終わった明治41年（1908）から建設工事が行われ、６年半かけ、大正３年のこの日（１２月１８日）、駅の完成式が行われました。
　12月20日に開業し、東海道本線の起点が新橋駅から移されました。現在では、東京の表玄関とも言うべきターミナル駅になっています。大正３年は、東京の小学校でドッジボールが採用された年でもあります。
　また、1945年に発足した国際連合（United Nations）への加盟が承認されたのが、昭和３１年（1956）１２月１８日です。日本は、昭和８年に国際連盟を脱退して以来、実に２３年ぶりに日本は国際社会に復帰しました。