感染性胃腸炎警報が発令されました
- 公開日
- 2012/12/07
- 更新日
- 2012/12/07
お知らせ1
愛知県は、12月6日、「感染性胃腸炎警報」を発令しました。
☆ 感染性胃腸炎について
ウイルス、細菌、寄生虫などによって引き起こされる胃腸の疾患で、例年秋から冬にかけてノロウイルスをはじめとするウイルスによるものが多く発生します。
症状として発熱、下痢(水様便、血便など)、悪心、嘔吐、腹痛などがあります 。幼児、高齢者、基礎疾患のある方ではまれに重症化する場合があるため、注意が必要です。
ウイルスによるものはウイルスが口から入ることにより感染しますが、ノロウイルスは特に感染力が強く注意が必要で、食べ物や水に含まれるウイルスだけでなく、患者の便や吐物に含まれるウイルスによる二次的な感染があります(空気中に舞い上がったウイルスによる感染もあるとされています)
☆ 予防
ウイルス性の感染性胃腸炎の場合にはワクチンがなく、特異的な治療法もないため、予防が大切です。
・ 食事前、用便後、帰宅時などに手洗いをする。
・ 加熱が必要な食品は十分に加熱する。
・ 患者の嘔吐物や糞便は、手袋・マスク・塩素系消毒剤などを使って適切に処理する。