りんごのお話
- 公開日
- 2012/11/28
- 更新日
- 2012/11/28
食育・給食
秋のくだものに、りんごや柿がありますね。
国光(こっこう)、紅玉(こうぎょく)、デリシャス、王林(おおりん)、千秋(せんしゅう)、ふじなど、多くの名前を持つ果物といえば、りんごです。
りんごは、果物の代表として世界中で親しまれています。りんごは、ヨーロッパでは今から4000年以上前から食べられているといわれています。
日本には、明治時代以後に入ってきました。世界では品種改良が盛んで、現在までに2万5000品種以上もあるそうです。日本でもっとも生産量が多い品種は「ふじ」です。たっぷり含まれた甘い果汁と、サクサクした歯ごたえが好まれています。りんごの品種の中には、1kg以上ある「世界一」や、35gと、とてもかわいい実をつける「アルプス乙女」という品種もあります。日本では青森県、長野県、岩手県で栽培が盛んです。
りんごはジャム、缶詰、干しりんご、ジュース、りんごから作る酢や酒など多くの加工品にも利用されます。りんごには、ミネラルのカリウムと、食物繊維のペクチンがたくさん含まれています。カリウムが、高血圧の原因となる余分なナトリウムを、体の外に出してくれたり、ペクチンは、腸の調子を良くしてくれます。りんごのおいしい季節です。季節の味を味わいましょう。
20日の給食に、長野と青森産のりんごが出されましたね。