みそのお話 (昼の校内放送原稿から)
- 公開日
- 2012/09/18
- 更新日
- 2012/09/18
食育・給食
今日は、和食には欠かせないみそについてのお話です。
「手前(てまえ)みそ」という言葉を聞いたことがありますか。わが家で作るみそが一番おいしいと自分をほめることを意味します。むかしは、それぞれの家庭でみそを作っていました。しかし、今では、家庭で、みそを作るほうがめずらしくなりましたね。
みそは大豆(だいず)からできています。むした大豆に、米や大豆、麦に、こうじきんというび生物をつけたものと塩をまぜあわせ、おもしをします。しばらくおいておくと、大豆から、うま味がたくさん出てきて、なめらかなみそに変わります。
みそにはたくさんの種類があり、こうじの種類で米みそ、豆みそ、麦みそに分かれ、おいておく期間の長さで赤みそ、白みそなど色が変わり、味や香りのちがうみそができます。
全国でみると米みそが一番多く使われていますが、私たちの住む愛知県では、豆みそが古くから作られており、なれ親しんで食べている家庭が多いですね。
今日のみそしるも豆みそで作った、具だくさんのみそしるです。残さず食べましょうね。