学校日記

愛知県知事からのメッセージ 〜みんなの力でいじめをなくそう〜

公開日
2012/07/26
更新日
2012/07/26

お知らせ1

 弱い者いじめは、人間としてはずかしいことです。
 大勢で友だちをいじめるのは、ひきょうで許されないことです。
 近くに苦しんでいる人がいたら、つらい気持ちになり、だれだって助けたいと思うのが本当です。その思いをみんなで信じ、勇気を出して、いじめをなくしていきましょう。
 いじめられて苦しんでいる君も、一人で悩まなくていいんだよ。
 学校には、友だちや先生、スクールカウンセラーという頼りになる味方がいます。家には、あなたのことを何よりも大切に思ってくれる家族がいます。
 一人ぼっちで悩まずに、いじめられていることを話してください。君のことを心配し、力になってくれる人が必ずいます。
 だれにも話せず、一人で苦しみをかかえている子どもの小さなサインに気づくのは、わたしたち大人(おとな)の役日です。子どもが勇気をもって話すことばに真剣に耳を傾けてください。
 そして、大人が力を合わせて、子どもをいじめから守るとともに、人生の先輩として、傷ついた子どもの心に寄り添ってあげてください。
 明日からは夏休みです。この機会に、学校で、地域で、改めて、このいじめの問題について話してみませんか。
 そして、県民すべての力で、いじめのない愛知県にしようではありませんか。
     平成24年7月20日   愛知県知事  大村秀章
 
 ※ 子どもたちには、7月の出校日に説明をしながら配付します。