ふきのお話
- 公開日
- 2012/04/27
- 更新日
- 2012/04/27
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24日の給食は、春のたきこみごはんでした。ごはんの中に、たけのこやふきが入っていました。
ふきは春野菜の一つです。どく特な香りと、シャキシャキとした歯ごたえ、そして少し苦い味があるのが特ちょうで、主に葉とくきのつなぎめになる部分を食べています。
冬の間、土の中でじっとしていたふきは、春になると芽を出し、土すれすれに黄色の花をさかせます。この土の中から出てきたばかりの芽を「ふきのとう」と言い、にものや天ぷら・ふきみそにして食べられます。
そして花がだんだん大きくなってくるころには、土の中でくきをのばし、30c m ほどはなれたところから葉が出てきます。葉とくきのつなぎめになる部分が1 〜 2 m にのびてくると、葉っぱも1 m ほどの大きさに成長します。そのため、昔の人は食べるだけではなく、大きな葉の下で雨宿りをしたり、かさの替わりに使っていたこともあるそうです。
ふきは、今では200種類以上もあります。愛知県は、日本で1 番多くふきがさいばいされており、主に知多半島を中心に作られています。
(当日の学校放送の原稿から)