七夕と そうめん
- 公開日
- 2011/07/07
- 更新日
- 2011/07/07
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7月7日の夜、天の川で、いつもはなればなれのひこ星とおり姫が、一年に一度だけ出会うという伝説にちなんだ行事がありますね。「たなばたかざり」は、まじめで働き者の青年のひこ星と、織物の上手な働き者の娘おり姫にあやかり、習い事がじょうずになることや、いろいろな願いがかなうように五色の短ざくに願いごとを書いて、ささ竹にむすび星に祈るお祭りですね。
また、「そうめん」を食べる習慣もあすそうです。小麦がしゅうかくできるそのお礼と、そうめんの流れが天の川を思わせること、また、「めん」がおり姫がつむぐ糸に見えることからだそうです。
「平安時代の書物(『延喜式』)に、七夕にそうめんを食べると大病にかからないと書かれ、宮中で食べられ一般に普及したと伝えられています」ということです。1000年以上も前から行われているようです。さっぱりとしたそうめんは食欲が減退する季節にはうってつけのメニューですね。節句には旬のものを食べて邪気を払ったり無病息災を願ったりする意味があるそうです。
今日の給食は、七夕の夜空の天の川をイメージし、ソフト麺でした。夜空が晴れてひこ星とおり姫が会えるといいですね。