学校日記

アゲハソウが広島から届きました

公開日
2011/04/22
更新日
2011/04/22

トピックス

 昨年,着任された先生から,「山王小学校は,ミカンなどの木がなく,3年生のチョウの観察はむずかしいですね」と指摘を受け,さっそくミカンの木を植えました。2月の「山王みんなの森」事業のときにも,理科室前に,ミカン・ユズ・キンカンなどを植えた「柑橘園(かんきつえん)」を設けました。
 現5年生が4年生のとき,総合的な学習の時間で,「かすがい東部丘陵自然観察会」の方の出前授業を受けたとき,岐阜チョウのお話を聞く中で,アゲハソウとアゲハチョウのキットがあると紹介を受けていました。
 このたび,会の紹介で,文部科学省の補助金で,広島大学の先生から,そのキットが山王小学校に届けられました,早速,「柑橘園(かんきつえん)」の下に,アゲハソウ8株を植えました。
 アゲハソウは,多年草で,ミカンやサンショウと同じ仲間で,余り大きくならなく(60cm程度),トゲがないので,子どもでも安心して取り扱うことができ,「卵から成虫までの過程を目の前で観察できた」と評判も上々だそうです。
 簡単に,幼虫が自然に育つのを観察しながら,アゲハチョウを卵から成虫になるまで飼育することができます。どのくらいチョウが育つか楽しみにしていてくださいね。