「はやぶさ」が帰ってきます
- 公開日
- 2010/06/13
- 更新日
- 2010/06/13
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小惑星探査機「はやぶさ」が日本時間13日午後10時51分に大気圏へ突入します。はやぶさは,2003年5月9日(金)13時29分25秒に宇宙科学研究所 (ISAS) が打ち上げた小惑星探査機(正式名称:工学実験探査機)です。
はやぶさはイオンエンジンの実証試験を行いながら2005年夏にアポロ群の小惑星 (25143) イトカワに到達してその表面を詳しく観測し,サンプル採集を試みた後,さまざまなトラブルにみまわれ,6月13日の地球帰還を目指して飛び続けています。
宇宙機構は,13日12:45〜15:00と19:30〜24:00の2回に分けて,
日本宇宙少年団(子ども向けサイト)の「宇宙教育テレビhttp://www.yac-j.or.jp/tv/)で,はやぶさに関する講演などの特別番組を上映予定です。特設サイト(http://hayabusa.jaxa.jp/live/)(おとな向けサイト)では,通常は公開しない管制室の様子を午後6時からライブ中継する方針だそうです。うまくいけば、放出したカプセルも地球の手前に写るとみられています。カプセルは,はやぶさが大気圏に突入してから約20分後,ウーメラの砂漠に落下する見込みです。