朝会が行われました。その2
- 公開日
- 2014/04/21
- 更新日
- 2014/04/21
学校行事
任命式のあと、校長先生がある本を題材に、朗読とお話をされました。その本は新美南吉の『でんでんむしのかなしみ』で、次のようなあらすじです。
ある日、でんでんむしは「自分の殻の中には『悲しみ』しか詰まっていない」ことにうっかり気付き、「もう生きていけない」と嘆く。そこで別のでんでんむしにその話をするが「私の殻も悲しみしか詰まっていない」と言い、また別のでんでんむしも同じ事を言った。そして最初のでんでんむしは「悲しみは誰でも持っている。自分の悲しみは自分で堪えていくしかない」と嘆くのをやめた、というお話です。
子どもたちに「強く生きてほしい」「周りの人への思いやりを大切にしてほしい」というメッセージを伝えました。ご家庭でも話題にしていただけるとありがたいです。
2つめの写真は生活・掲示委員会が安全な登校の仕方を伝えるため、安全旗の効果的な使い方と、班長・副班長の立ち位置の確認を実演してくれました。司会の児童のていねいな説明を聞きながら、全校で安全確認をすることができました。