春告げるお水取り 修二会(しゅにえ)2
- 公開日
- 2014/03/13
- 更新日
- 2014/03/13
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毎夜、二月堂にともされる松明(たいまつ)。きのうは、ひときわ大きな籠(かご)松明11本が登場しました。長さ8メートル、重さ60キロ以上あるそうです。
松明は、行のためにこもっている僧侶、練行衆(れんぎょうしゅう)を、お堂に導く道明かりです。童子と呼ばれる付き人(補佐役)が、1本ずつ担いで登ります。練行衆を見送ると、童子は、舞台の欄干から松明を空に向けて突き出し、回転させて火の粉を散らします。その火の粉を体に浴びると、除災になるといわれます。きのうも大勢の観光客がつめかけたそうです。