いよかんのお話(昼の学校放送から)
- 公開日
- 2014/02/18
- 更新日
- 2014/02/18
食育・給食
みなさん、こんにちは。きょうは、いよかんのお話です。
いよかんは、愛媛県でたくさん収穫されます。収穫時期は、地方により早い所では11月下旬ごろから始まりますが、一番たくさん収穫されるのは、1月から2月にかけてです。
いよかんは、明治19年に山口県萩(はぎ)市で偶然発見されました。当時は、「穴門(あなと)みかん」と呼ばれていました。その後、愛媛県で盛んに栽培されるようになったので、昔の国名「伊予の国」から「いよかん」と呼ばれるようになりました。
いよかんは、水分が多く、ビタミンCや酸味成分である「クエン酸」も多く含まれています。ビタミンCは、かぜを予防してくれる働きがあります。いよかんに含まれているクエン酸は、カルシウムなどのミネラルの吸収を助ける働きがあります。そのため、カルシウムを含む食品と食べることでカルシウムの吸収がよくなり、骨や歯を強くし、イライラを解消してくれます。
いよかんの皮は、鮮やかな濃いだいだい色で、厚めの皮ですが、むきやすいです。また、大玉の果実で、ジューシーで甘く、香りも良いため、色・味・香りの三拍子がそろった魅力たっぷりの果物です。味わって食べてください。