きょうは、苗字制定記念日です
- 公開日
- 2014/02/13
- 更新日
- 2014/02/13
お知らせ1
明治8年(1875)のこの日、明治政府は、「平民苗字必称義務令」という太政官布告を出し、すべての国民に姓を名乗ることを義務づけました。
江戸時代には、苗字を使っていたのは、貴族と武士だけでしたが、明治3年(1870)9月19日に出された「平民苗字許可令」により、平民も苗字を持つことが許されていました。
しかし、当時国民は、明治新政府をあまり信用しておらず、苗字をつけたら、それだけ税金を課せられるのではないかと警戒し、なかなか苗字を名乗ろうとしなかったそうです。
そこで、明治政府は、明治7年(1874)の佐賀の乱を力で鎮圧するなど、強権政府であることを誇示した上で、この年苗字の義務化を断行したそうです。
ちなみに、「苗字の日」は、9月19日だそうです。