学校日記

いんげん豆のお話

公開日
2014/02/13
更新日
2014/02/13

食育・給食

 みなさんこんにちは。きょうは、いんげん豆のお話をします。
 「いんげん豆」は、今から360年前の江戸時代に、将軍徳川家綱の招きで、中国の「明」という国から「隠元(いんげん)」という名前のおしょうが日本に持ちこんだことから、「いんげん豆」という名前がついたと言われています。
 「いんげん」と聞くと、緑色の細長い「さやいんげん」を思いうかべるかもしれませんね。さやいんげんは、若いさやを食用とし、野菜に分類されます。そして、成熟した種子の部分が「いんげん豆」となります。いんげん豆は、脂肪分が少なく、炭水化物やたんぱく質が多く含まれ、栄養価の高い食べ物です。主食としている国もあるほどで、重要なたんぱく源としても食べられています。
 いんげん豆には、色や大きさ、模様のついたものなどいろいろな種類があります。たとえば、赤色のいんげん豆には、煮豆や甘納豆でなじみのある「金時豆」、うずら卵の殻の模様に似ている「うずら豆」、白色のいんげん豆には小さな粒の「てぼう豆」や大きな粒の「大福豆」などがあります。
 きょうの給食は、てぼう豆を使った「白いんげんとポークのトマト煮」です。味わって食べてくださいね。
(きょうの昼の学校放送原稿から)