勝川の まつり
- 公開日
- 2014/02/03
- 更新日
- 2014/02/03
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勝川地区の伝統行事「馬之塔(おまんと)」は、毎年10月に天神社に奉納されます。
「馬之塔」は、古くか尾張・西三河で行われた、体表的な祭礼習俗の一つでした。五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願い、豊作を祝って「標具(だし)」と呼ばれる豪華な馬具(ばぐ)に、お札や御幣(ごへい)をつけて飾り付けた、馬を奉納する行事でした。
勝川には、安政4年(1857)の馬具も残されており、それ以前にも盛んに奉納されていたことが推測されます。
54年前の伊勢湾台風の影響で(お米が不作であったので)、途絶えたものの、平成元年から「勝川馬之塔の会」を組織され、地元の有志のご努力で復活し、昨年、復活25周年を祝いました。当日は、三頭の馬が、昔さながら、勝川地区を練り歩いています。
平成6年からは、山王小学校の子どもたちも、馬之塔の会員の方々の指導を受けて、毎年、この馬之塔を飾る馬林(ばりん)作りを実施しています。