れんこんのお話
- 公開日
- 2013/12/17
- 更新日
- 2013/12/17
食育・給食
きょうは、れんこんの話です。
れんこんは水の中で育つ「蓮(はす)」という植物の地下茎が成長したものです。はすの葉は水の表面に浮かんだように出て、夏になるとその横に、白や薄紅色の大きな美しい花が咲きます。
水の底の泥の中では茎がのび、10個から12個ににわかれてその先が大きくなってれんこんになります。
11月から3月までが旬で、夏に晴天が多く気温が高かった年ほど豊作になります。
れんこんは穴があいているので「先が見え、見通しがきく」ということから「縁起がよい」とおせち料理にかかせない野菜のひとつです。れんこんの穴の数を数えたことがありますか?真ん中に1こ、まわりに9こ、合計10こが普通だそうです。その穴を生かし中に肉を詰めたり、からしをつめたりした料理もあります。
れんこんには加熱してもこわれにくいビタミンCや食物繊維が多く含まれるので、体の調子を整え、便秘を予防してくれます。
12月の献立は、だいこん、にんじん、れんこんなど冬が旬の食材がたくさんでてきます(17日の給食には、だいこんサラダがだされました)。しっかり食べて、寒い冬を元気に過ごしましょう。