だいこんのお話
- 公開日
- 2013/12/04
- 更新日
- 2013/12/04
食育・給食
みなさんこんにちは。すっかり寒くなり、温かいおでんなどの煮物やお鍋料理がおいしい季節ですね。
きょうの給食は、愛知県の三河地方で食べられている伝統的な料理「煮みそ」です。煮みそは、この寒い時期によく食べられている、赤みそで冬野菜を煮込んだみそ鍋です。この料理に、採れたてで、新鮮な、春日井産の大根を入れました。
冬の大根は、甘みがぐっと増しておいしくなります。これは、昼間に太陽の光を浴び、光合成を行ってできたデンプンを、自らを守るために、霜や寒さで凍らないよう糖へと形を変えて蓄えるからです。また、風邪をひかないように抵抗力を高める「ビタミンC」という栄養素もたっぷりつまっています。まさに今が旬の野菜ですね。
この他に今月は、旬の大根を使った料理がたくさんあります。その中で、「大根葉入り根菜炒め」は、春日井市の中学生が考えてくれた応募献立です。大根の葉も使い、丸ごと大根を味わえる料理です。大根の葉には、のどや鼻の粘膜を強くする「ビタミンA」がたくさん含まれます。
かぜが流行り出すこの時期に、冬野菜の大根を食べて、かぜに負けない体をつくりましょう。 (きょうの昼の学校放送原稿から)