学校日記

はくさいのお話(冬の野菜から)

公開日
2013/11/28
更新日
2013/11/28

食育・給食

 冬になると、おいしくなる野菜、「はくさい」のお話です。
 はくさいの国内生産量は、大根、キャベツに次いで3番目です。愛知県では、豊橋市、豊川市、豊田市、一宮市、稲沢市を中心に作られていて、収穫量は全国5位です。
 この地域では、11月から翌年の3月ころまでとれますが、厳しい寒さのなかで育つことで、葉が厚くなり、甘味が強くなるので、寒い時期のものが、最もおいしいといわれます。葉はやわらかく、甘味があって歯切れがいいのが特徴です。
はくさい料理と言えば、漬け物やなべ物が思いうかびますが、味にくせがないので、あえ物や汁の具などの和食、クリーム煮などの洋食、八宝菜などの中華料理など、いろいろな料理に使われています。
 はくさいは栄養価が高いことでも知られており、かぜを予防するビタミンC、貧血を予防する鉄分、丈夫な骨をつくるカルシウム、高血圧を予防するカリウム、便秘を予防する食物せんいを多く含んでいます。その上、消化がいいので、たっぷり食べてこれらの栄養をしっかりとってください。
 葉が固く巻いていて、ずっしりと重みがあり、白い部分につやがあり、切り口がみずみずしいものがおいしい「はくさい」です。