慶応３年（1867年）11月15日（新暦では12月10日）、京都の近江屋で坂本龍馬と中岡慎太郎が暗殺されました。１１月１５日は、龍馬の奇しくも33歳の誕生日でした。
　京都の清水から産年坂を通って、円山公園をめざしてしばらく行くと、清水寺と高台寺の間、維新の道の先に京都霊山護国神社があります。そこに、坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓があります。
　幕末、この地にあった翠紅館（すいこうかん）の大広間では、反幕府勢力の各藩志士代表者の会議（これが世に言う「翠紅館会議」）がもたれ、攘夷の具体策が検討されました。その跡地に建てられた霊山歴史館は、日本で唯一の「幕末・明治維新の専門歴史資料館」だそうです。
　数年前の修学旅行で、この日と重なり、参拝の多い人手で、チェックポイントの通過時間に間に合わなかったこともあります。
　円山公園内に、坂本龍馬と中岡慎太郎像があります