「秋刀魚」、さんまのお話
- 公開日
- 2013/10/02
- 更新日
- 2013/10/02
食育・給食
今日はさんまのお話をします。秋の魚と言えばさんまです。秋にとれ、刀のように細い魚ということから、漢字で「秋(あき)・刀(かたな)・魚(さかな)」と書いて、さんまと読みます。さんまは海にすむ魚ですが、実はみなさんもよく知っている川の魚「めだか」と同じなかまです。下の受け口が上より長いという共通の特徴があります。
さんまは、8月ごろまで北海道より北の海にいますが、9月頃から卵を産むために南におりてきます。南に向かいながら丸々と太っていき、脂(あぶら)がのってきます。
さんまには、血管の病気を防いでくれるEPA(イーピーエー)、脳の細胞を活性化し記憶力を高めてくれるDHA(ディエイチエー)という脂肪が普通の魚の3倍も含まれています。また、皮膚や粘膜を丈夫にし、疲れ目を防ぐビタミンAがたくさん含まれています。そして、良質なたんぱく質は、スタミナ回復に役立つそうですよ。