9月30日は、愛知用水が完成した日です
- 公開日
- 2013/10/02
- 更新日
- 2013/10/02
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昭和36年(1961)9月30日、愛知用水が完成しました。
愛知用水をつくった理由は、大きな川がなくて毎年のように水不足に悩む尾張丘陵部から知多半島に水を送るためです。愛知用水の完成によって、この地域の農地・工場・家庭に安定して水を送ることができるようになりました。
開通前の知多半島は、毎年のように水不足に悩み、農業用水はもちろん飲料水にもこと欠き、共同井戸から生活用水を求め、ことに第2次世界大戦中は、主婦、子ども、老人を中心にした農業経営のなかで、身にしみて水不足のつらさを感じていました。
知多郡冨貴村の森田万右ヱ門(もりたまんえもん)(1852〜1934)は、郡農会を中心にした有識者、また農村の青年男女を集め、三河に矢作川からの明治用水があるが如く、知多郡にも木曽川から農業用水を導くことを唱なえ、愛知用水概要図(25、000分の1)を作成し、昭和36年に、国営土地改良事業として完成しました。
http://www.water.go.jp/chubu/aityosui/b(jyouhou-main)/01(aitiyousui)/03(sisetu)/00(top)/map.pdf
愛知用水は、愛知県の発展になくてはならないものなのです。