もっとすごい ロケットのお話 (6年生)
- 公開日
- 2013/09/15
- 更新日
- 2013/09/15
第6学年
アメリカの航空宇宙局(NASA)は、12日、今から36年前の1977年9月に打ち上げた、無人探査機、ボイジャー1号が、昨年8月25日ごろ、人工物として初めて「太陽系圏」を離れて、「星間空間」と呼ばれる未到の領域に入ったとみられると発表しました。
太陽系圏とは、太陽と惑星および太陽風と、外の宇宙とを隔てる磁場の境界を指し、また、星間空間とは、恒星と恒星の間の宇宙空間のことで、水素などのガスやわずかな微粒子が存在するとされています。
ボイジャー1号は、動力なしで飛んでいるそうです。そのコンピューターや通信機能には、搭載された原子力電池から電力が供給されています。
その電池の寿命が尽きる2020〜25年ごろまでは、星間空間がどんな状態なのかを観測して、データを地球に送信してくるそうです。そごいですね。