学校日記

秋の語源は・・・ 『明き?飽き?赤?』

公開日
2013/09/07
更新日
2013/09/07

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 私たちが使っている「秋」という漢字は、『禾偏(のぎへん)』に『火』と書いていますね。この秋という字の語源を調べて見ると「空」「収穫」「草木」の三つの「あき」説があるそうです。
 まず、「あき」は湿気をたくさん含んだ夏空から、秋になると高い雲や遠くまで見渡せる空になります。そこで、明るく澄んだ空、あきらか(清明)であるという説です。
 次に、禾つまりイネをたくさん穫り入れる、飽き満ちるという説です。火という字はもともとの発音では「キ」で、それがやがて転じて「シュウ(シウ)」になり、穫り入れるという意味の「収」からきているという説です。
 また、この季節になると草木が赤や黄色に色づくようになりますが、そのアカ(紅)クなるという意味が語源だともいわれています。