きょうから、9月 長月です
- 公開日
- 2013/09/01
- 更新日
- 2013/09/01
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夜が長くなる月だから、長月(ながつき)夜長月(よながづき)だそうです。
春から数えて210日めを、特に「二百十日」と呼びます。ちょうど稲の開花期に台風が来たり、強風が吹き荒れることに注意を促したりしました。
それまで、順調に成育してきた稲も、大風のために倒(たお)れてしまっては、収穫(しゅうかく)にはつながりません。そこで、210日ごろ風よけためのに「鎌立て」といって竹竿(たけざお)の先に鎌を結び付け、南向きに立てました。
稲だけではなく農家の母屋への被害を恐れて立てましたが,強風のときには,母屋の屋根で風に向かって「ホーホー」と叫(さけ)んだということです。
越中八尾「おわら風の盆」は、風を鎮める豊年祈願と盆踊りが融合し、娯楽のひとつとして愛しまれてきたお祭りだとされています。