きょうは、富士山測候所記念日
- 公開日
- 2013/08/30
- 更新日
- 2013/08/30
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明治28年(1895)8月30日、大日本気象学会員の野中至(のなか いたる)さんが、私財を投じて作った富士山頂の測候所工事の完成させたことを記念して、制定されました。この測候所が後の気象庁富士山測候所に引き継がれます。
測候所があった剣ケ峰に観測施設ができたのは、1936年(昭和11年)です。1964年に高性能レーダーを設置され、太平洋上の気象状況を把握、日本全土の台風被害を抑えるのに活躍しました。
気象衛星の発達により、99年にレーダーの運用を終えたが、同時期から大気観測の場として使われるようになった。平成16年に測候所は閉鎖され、今では、自動気象観測装置による気象観測が行われています。平成20年には、富士山特別地域気象観測所と名称を変更されています。測候所があったときは、1年中気象庁の観測員が頂上で生活をしていました。