日本で最も古い噴水
- 公開日
- 2013/08/23
- 更新日
- 2013/08/23
トピックス
8月21日は、噴水の日でしたね。日本で最も古い噴水は、石川県金沢市にある兼六園の噴水で、1861年に金沢城内に作られました。動力は使わず、この噴水は近くにある霞ヶ池との高低差を利用した噴水です。
金沢の兼六園は、木々に囲まれ、街の喧噪(けんそう)を感じさせない静かな庭園です。
藩政末期、金沢城内の二ノ丸に水を引くため試作されたものと伝えられています。水の高さは通常約3.5mあり、霞ヶ池の水位の変化によって変わります。江戸時代の技術レベルの高さに驚かされます。噴水は、目で楽しみ、音で感じる水の営みです。とうとうと噴きあげる水には暮らしの中に自然を求めた先人たちの想いがこもっています。
(写真は、金沢案内のホームページから)