『打ち水で、暑さをしのぎましょう ! ! 』 2
- 公開日
- 2013/08/19
- 更新日
- 2013/08/19
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猛暑日が、これで12日連続です。
「住まいは、夏をむねとすべし」とは、鎌倉時代に書かれた、吉田兼好の『徒然草』の一節です。ヒートアイランドとは、無縁の鎌倉時代でしたが、当時から日本人は、夏の蒸し暑さに悩まされ、住まいに涼を呼ぶ工夫に知恵を絞ってきたことがうかがわれますね。
なかでも、手軽に暑さをしのぐ方法として、人びとが取り入れてきたのが、打ち水でした。江戸時代には毎晩、家の前を掃き清めてから水をまき、外気温を下げていたようです。最近では「打ち水大作戦」として、一斉に水をまくイベントが全国的に盛んですね。